フリアーシステムズの小型赤外線サーモグラフィカメラで 農業の見える化に貢献
日本の農業は、就労者の高齢化、後継者不足、TPP による貿易自由化の問題などの多くの深刻な問題を抱えています。その課題の解決に向け、農業の最適化と自動化に関わる研究が進められています。東京大学 大学院工学系研究科 三宅 亮 教授、秋田県立大学 生物資源科学部 小川敦史 教授、広島大学 ナノデバイス・バイオ融合科学研究所 小出 哲士 准教授らの研究チームは、JST CREST において「フィールド向け頑健計器と作物循環系流体回路モデルによる形質変化推定技術に関する研究」プロジェクトに取り組んでいます。広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所(RNBS) の小出准教授チームは、農作物の栽培過程における様々なデータの収集と解析を行う部分を担当しています。赤外線サーモグラフィカメラFLIR AX8 による農作物の栽培過程の温度画像は、今まで見えなかった農作物の表面温度の時系列的な「見える化」を実現し、農業の最適化・自動化研究に大いに役に立っています。
本アプリケーションストーリーは以下のポイントについてご説明します。
- 農業の高齢化とノウハウ
- 等級を左右するお米の育種
- 今後の農業への展望
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