船舶・ボート向け赤外線サーマルカメラの特殊な活用事例

赤外線サーマルカメラは現場内における温度差を検知して画像化するため、環境条件の判断や、煙が立ち込める中での視界の確保、海氷の検知に大変役立つツールです。

石油流出事故への対応

赤外線サーマルカメラは、水面に浮いた油膜を検知します。 油は水より放射率が高く、夜の冷えた空気の影響を水よりも多く受けるため、油膜はより低温で映し出されます。

消防活動

可視光は煙の粒子によって吸収されてしまいますが、熱エネルギーはまっすぐに通過します。 赤外線サーマルカメラなら、煙が充満していても、火が燃えている場所や船内の様子を確認できるのです。

海氷を回避

すべての物体は、程度の差こそあれ、熱エネルギーを放射しています。それは海氷でも同じです。 フリアーシステムズの赤外線サーマルカメラは、特定の温度に満たない物体に色をつけることで、昼夜を問わず、海氷の存在を明らかにしてくれます。