成田地区合同 熱画像直視装置 研修会 活動レポート
成田市消防本部(千葉県)の講義・実技訓練に参加しました。
その際の活動レポートを簡単にまとめましのたので、是非ご確認ください。
活動レポートをまとめた資料のダウンロードは右のフォーマットから可能です。
成田市消防本部について
成田市消防本部は千葉県北西部の成田市及び神崎町からなり、市内には成田国際空港、成田山新勝寺あります。成田市消防本部は職員247名、1本部、4消防署、4分署で構成されています。
今回の研修会には成田市消防本部、船橋市消防局、佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部、香取広域市町村圏事務組合消防本部、長生郡市広域市町村圏組合消防本部から54名の参加がありました。
今回の熱画像直視装置研修会を計画したきっかけ
FLIRの熱画像直視装置を導入していますが、使用方法や機能などの研修を今までに実施したことがなかったことから、より有効に活用するため企画しました。また、当市の使用方法が残火確認メインとなっていて、「熱画像直視装置は本来屋内進入に使用するのがメインだよな?でも、物を知らなきゃ使えないよな」と思った事がきっかけです。
熱画像直視装置 導入理由、機種、現在の活用について
再燃火災防止のため、K55を8台、現状は残火確認がメインとなっています。
熱画像直視装置研修会を受講された感想
「FLIRはサイズアップツールである!」と断言していただいたのが一番印象に残りました。当本部では、まだまだ“残火処理の際のツール”としての使用がメインのため、FLIRの性能を最大限に活用すべきであると、改めて実感したところです。また、実際に様々な検証を行った動画を見て、より具体的に活用する方法も学ぶことができました。
また、煙やブルーシートであれば赤外線が透過するため見える。水やガラスなどは赤外線が反射するため見えない。今まで現場で使用してなんとなく理解していたことが、説明していただいたことにより理解度が深まりました。
インタビューに答えていただいた方
山口良太様、鈴木啓介様、安井淳様
熱画像直視装置研修会を受講されたことにより今後どのような効果が期待でそうですか?
FLIRをサイズアップツールとして活用することはもちろんのこと、現場でのサイズアップについても見直し、レベルアップを図ることができそうです。
熱画像直視装置の導入を検討している他消防本部の方へ一言アドバイス
まずはFLIRの講義を受講すべきだと思います。どの装置が良い悪い云々ではなく、熱画像直視装置がどのような資機材で、どのようにサイズアップを行うべきかを学ぶことができます。書面上の数値だけでなく、実際に体感できる本講習の受講は必須かと思います。
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その他にも活動レポートを載せておりますので、以下ページよりご確認ください。
- 徳島市消防局 活動レポートはこちら
- 島根県消防学校 活動レポートはこちら
- 笛吹消防本部 活動レポートはこちら
- 上尾市消防本部 活動レポートはこちら
- 煙の向こう側を撮影:動画はこちら
- FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら
- FLIR熱画像直視装置の詳細はこちら
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