高山市消防本部 熱画像直視装置 活動レポート
2022年10月、岐阜県高山市消防本部にてFLIR熱画像直視装置に関する講義を行いました。その時の活動内容をまとめましたので、ご確認ください。
高山市消防本部について
〇消防学校の職員数&生徒数
令和4年度消防職員初任総合教育第7期の学生は18名、職員数は8名、校長、副校長、各本部からの派遣教官3名(県内3本部)、会計年度職員3名(1名の事務職含む)
〇高山市消防本部
昭和24年 高山市消防本部を設置
昭和47年 飛騨消防組合設立
平成17年 高山市消防本部設立(大野郡白川村の消防業務を受託しています。)
●消防本部の職員総数と隊員数
職員総数/161名・隊員数/138名
●本署・支署・分署の情報
1本部 1署 3分署 4出張所
〇高山市について
高山市は、岐阜県の北部に位置し、2,177.61㎢の面積を有する日本でもっとも広い市です。奥飛騨温泉郷をはじめとする温泉や雄大な山岳景観などの自然資源に加え、日本遺産に認定された飛騨匠の技が生きる絢爛豪華な屋台で有名な高山祭、古い町並等の歴史文化などの魅力が溢れています。
〇保有する熱画像直視装置
3台保有 (K2×2台 K55×1台)
熱画像直視装置の活用
当消防本部では、熱画像直視装置を平成30年度に導入後、3台保有しており、火災現場において熱画像直視装置を使用した残火の状況確認を行い、主に再燃火災防止を目的に活用してきました。
講義の感想
本講習会を通じて活用方法や奏功事例を学び、残火・再燃チェック以外にもさらに裾野を広げ火災現場での濃煙内や震災時の要救助者の確認、屋内進入の重要性、フラッシュオーバーを発生させない為の知識累積と日々のトレーニングに熱画像直視装置の活用が必要で有ることを感じました。また隊員の安全性が向上する必須資機材である熱画像直視装置を分署、出張所の各部隊への配備の為にも今後予算確保をしていきたいです。
インタビューに応えて頂いた方
警防課 消防司令(課長):中西 和也さん
その他にも活動レポートを載せておりますので、以下ページよりご確認ください。
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- 煙の向こう側を撮影:動画はこちら
- FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら
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