熱画像直視装置 活動レポート 青森地域広域事務組合 消防本部
2022年12月、青森地域広域事務組合 消防本部にお伺いして『FLIR熱画像直視装置出張講習』を実施しました。
青森地域広域事務組合 消防本部について
当消防本部は管内面積約1478㎢、管内人口は約30万人を抱えており、青森市、平内町、外ヶ浜町、今別町、蓬田村の1市3町1村で構成されています。
北は陸奥湾、南は八甲田山に囲まれた自然豊かな地域のため、水難事故、山岳事故への対応、また世界有数の豪雪地帯のため、雪害事案への対応も重大な任務となっています。
昭和23年警察行政からの分離と同時に消防本部を設置。1消防署3出張所を職員定数112名で開設。昭和47年青森地域広域消防事務組合となり消防職員定数293名となり、平成17年の市町村合併、平成25年の広域化の方針を受け現在の1消防本部 4消防署 10分署となる。
〇消防本部の職員総数と実員数
職員定数502人・実員数489人
〇自治体について
本州最北端に位置する青森県には奥入瀬渓流や八甲田山等の自然が溢れており、世界文化遺産に登録されている三内丸山遺跡があります。
当消防本部が置かれている県庁所在地の青森市では毎年250万人以上の観光客が訪れる日本最大規模の青森ねぶた祭りで賑わう中核市となっています。
熱画像直視装置の活用と期待すること
熱画像直視装置を消防本部全体で16台所有していることから、残火処理のみならず、火災現場初期における状況評価時に有効活用し、科学的根拠を持って消火活動や人命検索を行えるようにしたい。
熱画像直視装置講習について
非番の隊員も含めて57名が参加しました。赤外線の基礎から、煙の向こうを何故透視できるか?距離による見え方の違いや、新しい情報もあり知識向上と熱画像直視装置のより効果的な有効活用のイメージが付きました。
講義の様子
インタビューに応えて頂いた方
青森地域広域事務組合 消防本部 中央消防署 本署 救助係 成田 圭征
その他にも活動レポートを載せておりますので、以下ページよりご確認ください。
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