熱画像直視装置活動レポート 根室北部消防事務組合別海消防署
根室北部消防事務組合別海消防署にお伺いして講習を実施しました。
出張講習を依頼されたきっかけ
来年度更新車両に熱画像直視装置の導入予定があり、導入を検討していた FLIR 社の「北海道地区出張講習」があることを知り、導入前に FLIR 社の熱画像直視装置がどんなものか?実際に見て、使用方法や基礎・原理を知りたかったことと、熱画像直視装置について職員の知識向上も併せ依頼させていただきました。
熱画像直視装置の保有数と機種
FLIR K65 2台
FLIR K55 1台
FLIR CPA-E60 1台
出張講習を受講された感想
FLIR 社の熱画像直視装置がどのようなものか?購入前に実際に実機を確認できたことは大変良かったです。講義では、多くの隊員に熱画像直視装置は人命救助資機材であること を再認識してもらうことができ、あらためて屋内進入や火点検索等で積極的に活用していきたいと思いました。また、吹雪や降雪時の使用も可能であることを知り、悪天候時の現場での使用も念頭に入れ今後活用していきたいと思います。そして、管理・修理面に関 してメーカーの長期保証があることや国内代理店があることで、海外での修理にならず、国内で修理ができることは、非常に大きな利点であると感じました。
講習会の参加人数
45名
他の消防本部さんへアドバイス
当署においても、平成19年に救助工作車の資機材として熱画像直視装置が配備され、その使用の多くは残火確認等でした。資機材の特性を最大限活かし、要救助者の検索、隊員の安全管理に繋げるため、その性能や使用方法を正しく理解し、有効に活用するためにも本講習を受講すべきであると感じました。
今後の導入計画
状況認識用 TIC としてFLIR K2を署の消防車に戦略意思決定用TIC としてFLIR K65を配備することが望ましいと考え導入検討しています。
その他消防本部との活動報告はこちら
煙の向こう側を撮影:動画はこちら
FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら
FLIR熱画像直視装置の詳細はこちら
お問い合わせはページ内フォームに必要事項を記入の上、送信ください。