大阪府 和泉市消防本部 熱画像直視装置 活動レポート
2021年12月、大阪府 和泉市消防本部にてFLIR熱画像直視装置を使用した講義・実技訓練を実施しました。その時の活動レポートをまとめましたので、ご確認ください。
和泉市消防本部について
和泉市は大阪府南部、泉北地域にあり人口約19万人都市です。和泉市消防本部は和泉署、中央署、北分署、南分署があり消防職員が168名在籍しています。
和泉市消防本部の熱画像直視装置について
現在3台保有していますが、約10年前に購入しました。主に残火チェックに活用していましたが、ここ近年の消防戦術では屋内進入の必要性、有効性が高くなってきているのですが、熱画像直視装置を勉強する為の書籍やWeb情報等の資料がほとんど無く困っていました。そんな時にフリアー社から届いたダイレクトメールで出張セミナーを実施出来ると知り、署員の教育の一環にと講習を依頼しました。
講習を受講した感想
赤外線と言う目に見えない光線をどの様にカメラ(熱画像直視装置)で映像化出来るのか、濃煙の先がなぜ可視化出来るか?等初めて知る内容も多く大変勉強になりました。現在は残火チェックでも用途が多いのですが、当署も今後は屋内進入にて活用していきたいと感じています。
以前、管内で倉庫火災があり隊員が現場へ急行しました。3階に上がったのですが濃煙でほぼ視界ゼロの状態での活動でしたが、3階の床が一部抜け落ちており危うく落下しそうになりました。高気密・高断熱の住宅が多くなり火災で濃煙が立ち込める事が多くあります。熱画像直視装置があれば、消防隊員の安全を確保しながらの人名検索のスピードアップ、消火支援が図れると感じました。警防課としては、今後全ての消防隊へ配備していけたらと思います。
インタビューに応えて頂いた方
中央消防署 警防係 田中 喜人様
中央消防署 警防係 白川 裕哉様
和泉市消防本部活動レポートのダウンロードはこちら
その他にも活動レポートを載せておりますので、以下ページよりご確認ください。
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- 島根県消防学校 活動レポートはこちら
- 南魚沼市消防本部 活動レポートはこちら
- 成田市消防本部 活動レポートはこちら
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- FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら
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