熱画像直視装置活動レポート 岡崎市消防本部

愛知県、岡崎市消防本部にお伺いしてFLIR 熱画像直視装置 出張講習を実施しました。

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岡崎市消防本部について

岡崎市は、愛知県のほぼ中央に位置し三河高原から連なる丘陵地と矢作川、乙川流域に広がる平野部からなり、徳川家康公生誕の地として、岡崎城を始めとする家康公ゆかりの寺社や史跡が多数あります。

岡崎市消防本部は、1本部、3本署、2分署、5出張所、職員396人、常備消防車両84台を活用し、消防業務を行っています。保有車両の中には全国に2台しかない特殊車両、大型水陸両用車(通称「レッドサラマンダー」)を保有し、この車両は悪天候や災害時の過酷な環境下でも、救助活動や物資輸送することが可能な車両です。市内及び全国各地で発生する災害に対応するため、日夜訓練に奮闘しています。

 

出張講習を依頼されたきっかけ

FLIR社の熱画像直視装置を導入しているものの、当消防本部として、使用方法や機能等についての研修を実施したことがありませんでした。近年の住宅事情の変化に伴い消防戦術も変化していく中で、熱画像直視装置に関する資料を探していたところ、FLIR社のホームページから出張研修会の実施が可能であると拝見し、職員の熱画像直視装置に関する知識向上と原理特性を理解する目的で、FLIR社に出張研修を依頼させていただきました。

 

熱画像直視装置の保有数と機種

岡崎市消防本部では、指揮隊及び救助隊が合計5台の熱画像直視装置を積載しています。

3本署の救助隊が「FLIR K55」をそれぞれ積載し、2隊ある指揮隊が、「FLIR K55」及び「FLIR K45」を1台ずつ積載しています。

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出張講習を受講された感想

消防活動において、熱画像直視装置はとても有用な製品であるということを認識することができました。今回の研修には、小隊の長となる中堅・ベテランの職員が多く参加しました。研修の中で、赤外線の基本原理と熱画像直視装置がどのように作動し、どのような場面で有効なのかが明確になりました。最先着の小隊長が災害現場のサイズアップを行う際に、これまで、その人の経験と感覚で評価を行っていたことが、熱画像直視装置を活用することで熱源の箇所や温度を視覚化することで、より安全に、より明確な基準を持って活動することができるようになり、活用の幅が広がったのではないかと感じています。

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他の消防本部さんへアドバイス

熱画像直視装置は、災害現場おいて非常に有用な資器材であると感じています。熱画像直視装置は保有しているが、イマイチ使用方法が分からず活用実績がないという消防本部もあるのではないでしょうか。まずは、FLIR Kシリーズ・出張講習を受講して下さい。熱画像直視装置の基礎から活用方法まで、実際に体感して学ぶことができ、導入のきっかけになるのではないでしょうか。

 

FLIRでは全国の消防署、消防学校向けに出張セミナーを実施しております。

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インタビューに応えて頂いた方

岡崎市消防本部 中消防署本署 警防1係 石黒 宥登 様 

 

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煙の向こう側を撮影:動画はこちら

FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら

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