熱画像直視装置活動レポート 堺市消防局
堺市消防局にお伺いして講習を実施しました。
出張講習を依頼されたきっかけ
熱画像直視装置の更新を予定しており、より多くの隊に配備していく上で、まずは戦術等を考える本部警防課員が、改めて基礎的な原理や使用方法を習熟するために、講習を依頼させていただきました。
熱画像直視装置の保有数と機種
FLIR K65 1台
FLIR K50 3台
FLIR K1 5台
FLIR K55 2台
FLIR TG267 4台
出張講習を受講された感想
FLIR製の熱画像直視装置は現在も使用中であるが、改めて原理、赤外線の基礎的なところから研修を行っていただき、理解が深まりました。活用事例なども非常にわかりやすく説明していただき、今後の戦術、活動マニュアルを考えていく上で有益なものとなりました。
また、モデルによる違い、状況認識用、戦略的意思決定用の違いなども改めて理解できたので、今後、熱画像直視装置を導入する上でより良い選定ができると感じました。
今回は、本部警防課の一部を対象に実施しましたが、今後多くの消防隊に配備していく上で、研修を受講して活動する方が良いと感じたので、改めて全体向けの研修を実施していただきたいと思います。
講習会の参加人数
14名
他の消防本部さんへアドバイス
熱画像直視装置を所有していても、研修を受講することで、資器材への理解が深まり、より良い活動に繋がると思います。また、これから導入される本部においても、受講して理解した上で活動するのと、受講しないで活動するのでは、大きな差があると思います。熱画像直視装置を最大限活用するためにも講習会を受講することが良いと思います。
今後の導入計画
高度救助隊用K-65を2台、指揮隊用K-55を1台、署救助隊消防隊用K-2を10台以上の導入を予定。一定配備が出来、活動が浸透すればK-2の一部をK-55などにグレードアップしていき、消防隊全隊にK-2以上の熱画像直視装置を配備出来れば理想的。
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煙の向こう側を撮影:動画はこちら
FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら
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