熱画像直視装置 活動レポート 陸前高田市消防本部
岩手県、陸前高田市消防本部にお伺いしてFLIR 熱画像直視装置 出張講習を実施しました。
陸前高田市消防本部ついて
陸前高田市消防本部は、岩手県の東南部に位置し、北は住田町、東は大船渡市、南は宮城県気仙沼市、西は一関市に接しており、東南は太平洋に面し、三陸復興国立公園の南部に位置しています。また、三陸特有のリアス式海岸は絶壁と屈曲による景勝を有しています。
令和4年4月1日現在で、管轄面積は231.94㎢、人口18,166人世帯数7,607戸です。1本部、1署36人の職員が勤務しております。
熱画像直視装置の保有数と機種
FLIR K55を2台、FLIR K2を1台、FLIR K1を1台保有しています。
出張講習を依頼されたきっかけ
以前、FLIR様のオンライン講座を受講した職員から非常に参考になったとの話があり、今回の購入を機会に全職員が受講することができれば非常に有効だと思い依頼をさせていただきました。
出張講義の感想
研修には約30名の職員が参加しました。今までは、なんとなく屋内侵入時の温度チェックや残火処理時の熱源捜索に使うものだと考えていましたが、受講をきっかけに考えが変わりました。熱や赤外線、及び熱画像直視装置の知識。赤外線が透過する物、しない物。現場到着時のサイズアップでの使用、濃煙時での室内や要救助者の可視化などの使用方法。室内が濃煙でも可視化できることで屋内進入時の安全性の向上など、様々な知識を得ることができ非常に参考になりました。また、今まで聞けなかったことを実際質問することができ、疑問を解決することができました。火災対応訓練も講習会で得た知識を使い実施しております。
他の消防本部さんへアドバイス
講習を受講することで、熱や赤外線、熱画像直視装置の様々な知識を得ることができると思います。今までより有効に熱画像直視装置を使用することで、現場活動での運用の幅が広がると思います。最近多くなっている高気密住宅火災におけるサイズアップや屋内進入時の濃煙室内を可視化することで活動の安全性向上につながると思います。
インタビューに応えて頂いた方
陸前高田市消防本部 金野 剛憲様
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煙の向こう側を撮影:動画はこちら
FLIR熱画像装置堅牢性(耐熱、振動、回転、落下、防水):動画はこちら
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