熱画像直視装置 活動レポート 仙台市消防局
2023年3/7に仙台市消防局へお伺いし像直視装置講習会を開催致しました。既にFLIR K2を19台、FLIR K65を3台保有されていた仙台市消防局ですが、今回はFLIR K2×9台の納入にあたり配備先22名が参加されました。講習会の様子について仙台市消防局警防部警防課警防企画係 消防司令 菅原史也様にお話をお伺いしました。
熱画像直視装置講習の依頼された経緯
当局では、令和3年度から警防隊への熱画像直視装置の配備を進めており、今年度の配備にあたり、講習会を依頼しました。昨年度はコロナ禍ということもあり、Zoomによる講習会でしたが、参加者から大変好評だったため、今年度はぜひ対面での講習会ということで、FLIRさんにお越しいただきました。
熱画像直視装置を導入したきっかけは?
導入したきっかけは、熱画像直視装置を活用した火災現場における活動環境の把握や効果的な人命検索、火点検索を目的に導入しました。導入にあたっては、令和元年度にFLIRさんの「K2寄贈キャンペーン」に応募し当選でき、熱画像直視装置の有効性を感じたこともきっかけとなりました。
現在保有の熱画像直視装置
警防隊用として令和3年度にFLIR K2×8台、令和4年度にFLIR K2×9台を導入しました。また、救助隊用としてFLIR K65×3台、FLIR K2×2台を保有しております。
FLIR熱画像直視装置をどのように活用されていますか?
火災現場における人命検索、火点検索に活用しているほか、活動環境を把握することによる隊員の安全確保や効果的な消火活動に活用しています。現在、当局では、警防隊26隊を配置しておりますが、その全てに熱画像直視装置の配備を計画しており、令和5年度もFLIR K2×9台を導入予定です。
講習会の感想をお聞かせください
赤外線の基礎や熱画像直視装置によるサイズアップ、他消防本部での活用事例など、貴重な情報が聞けました。濃煙や暗闇で要救助者や建物の構造が可視化できる理由についてもよくわかりました。
購入後30日以内に製品登録すれば製品保証が5年に延長できるプログラムがあり、非常にありがたいです。現場活動における積極的な活用に繋がるものと思います。
その他にも活動レポートを載せておりますので、以下ページよりご確認ください。
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