Teledyneが次世代5GigEエリアスキャンカメラプラットフォームを発表

新しいForgeカメラプラットフォームは、Teledyne FLIR が持つビジョンの専門知識と顧客ナレッジを新しいカメラファミリーに統合します

リッチモンド（カナダ） ─ 2022年9月22日 ─ Teledyne FLIRは、Forge 5GigEエリアスキャンマシンビジョンカメラファミリーを発表しました。最新のプラットフォーム上に構築されたForgeは、業界で最も豊富な最先端のイメージング機能を提供し、現在および将来の最も複雑なビジョンシステムの課題に対処するよう

第4四半期に発売される最初のモデルは、5〜24 MP Sony Pregius Gen 4グローバルシャッターCMOSセンサーを統合することにより、Genie Nano 5GigEセンサーオファリングを拡張します。Forgeは、1、2.5、および5GigEのリンク速度サポートに加え、最大10Gb/秒の速度で画像をメモリに取り込むバースト モードも提供します。これを500 MBイメージバッファと組み合わせることで、エンジニアは、高速撮影ではバーストモードで情報を迅速に取り込むことができます。Trigger-to-Image Reliability (T2IR)フレームワークは、信頼性が高く堅牢なシステムを短期間で開発するためのツールをエンジニアに提供します。

OEM統合を簡素化するように設計されたForgeには、PoE、強力な熱管理、フォトカプラなどの機能が搭載されており、周辺機器を効率化し、カメラ制御を容易にします。システムエンジニアは、現在のGigE Vision準拠カメラをForgeカメラに置き換えると、アプリケーションソフトウェアを変更しなくてもシステムパフォーマンスをアップグレードできます。さらに、Forgeカメラは、Teledyne Spinnaker SDKとSapera LT SDKおよびGigE Vision準拠ソフトウェアパッケージを両方サポートしています。Forgeは、電子機器検査、食品加工、医薬品のファクトリーオートメーションにおける高速撮影や、スポーツ分析、VRモーションキャプチャーに最適です。

「Forgeは、Teledyne FLIR、Teledyne DALSA、Teledyne Lumeneraが誇る豊富な顧客ナレッジと技術的専門知識を組み合わせて活用する初のエリアスキャンカメラファミリーです」そう語ったのは、Teledyne FLIR IIS社ゼネラルマネージャーのSadiq Panjwaniです。「システムエンジニアが、信頼性が高く競争力のある製品を短期間で開発できるようにするために、基礎から設計されています」

すべてのTeledyne FLIRマシンビジョンカメラと同様に、Forgeは、簡単に統合できるコンパクトなフォームファクタ、3年間の保証付きオールメタルボディ、豊富なオンラインリソース、世界クラスの技術サポートチームへのアクセスを特徴としています。

Forge 5GigEカメラファミリーの詳細については、ウェブサイトをご覧ください。