フリアーシステムズは、DJI社と提携し新しいドローン赤外線サーマルカメラを発表

ジェフ・フランク(Jeff Frank)
グローバル製品管理担当シニアバイスプレジデント

フリアーシステムズは、幅広い商用ドローンユーザーに航空サーモグラフィソリューションを提供するために、操縦が容易なドローン市場のリーダーであるDJI Innovations社(以下、DJI社)との戦略的提携を発表しました。また、今回の提携による最初の製品、DJI Zenmuse XTも新たに発表しました。Zenmuse XTは、DJI社の業界をリードするカメラ画像安定テクノロジーをすべて搭載しており、フリアーシステムズのTau 2赤外線カメラと統合される予定です。

3次元空間にカメラやセンサーを配置できる比類のない機能をドローンが提供することで、ユーザーは全く新しい世界観を獲得できます。当社の見解では、映像撮影技術に関して世界レベルであるDJI社の航空プラットフォームのあらゆる点が、航空サーモグラフィに対しても理想的となります。このプラットフォームは直感的で安定しており、モバイルアプリに完全に統合されているからです。

今回の提携で最も重要なのは、様々な用途にわたって事業者が以下のような重要な商用ニーズでサーモグラフィ機能搭載のカメラのソリューションを求めていることです。

  1. 捜索救助
  2. 火災調査
  3. 3Dマッピング
  4. 農業
  5. 建物およびインフラの検査
  6. 電力インフラの検査
  7. 太陽光および風力発電所の検査

フリアーシステムズおよびDJI社には、今回の提携が非常に強力となる生来の共通点が多くあります。両社ともそれぞれの専門技術の分野において世界的なリーダーであり、持続的なイノベーションを推進して熱心に取り組む文化を持っており、世界中の産業を再定義するテクノロジーを扱っています。互いの分野の強みを統合することで、両社が協力して今後も長期にわたって商用ドローンで実現できることを再び創造していきます。

フリアーシステムズは、本日の発表およびDJI社と提携できる機会を嬉しく思います。急成長するこの市場に向けて新しいクラスの製品を提供できるのを楽しみにしています。

Zenmuse XTの詳細については、DJI.comをご覧ください。