フリアーシステムズがDroneBase社の戦略投資を実施
フリアーシステムズが、DroneBase社の検査サービスのサーマルテクノロジーの独占プロバイダー、およびエンタープライズパイロットネットワーク向けのトレーニングパートナーに。
2019年4月10日バージニア州アーリントン、カリフォルニア州ロサンゼルスフリアーシステムズ(NASDAQ: FLIR)およびDroneBase, Inc.社(以下、DroneBase社)は、世界最大規模である無人航空機調査(UAS)のパイロットネットワークへのアクセスを企業に提供する世界的なドローン事業会社であるDroneBase社にフリアーシステムズが戦略投資を行うことを発表しました。フリアーシステムズは今回の投資を通じて、サーマル製品ソリューションの独占プロバイダーとして、およびFLIR赤外線トレーニングセンター(ITC)を介したDroneBase社のエンタープライズパイロットネットワークの正式なドローン搭載用サーモグラフィのトレーニングプロバイダーとしての地位を固めます。
フリアーシステムズの社長兼CEOのジム・キャノン(Jim Cannon)は次のように述べています。「当社のDroneBase社への投資では、毎日ドローンを操縦する多くのパイロットの手に渡ることでフリアーシステムズのサーモグラフィテクノロジーの導入が広がります。DroneBase社のエンタープライズパイロットネットワークがプロのサーモグラファーによるトレーニングを受けることで、DroneBase社はより広い範囲で顧客に専門的なサーマル検査サービスを提供可能となり、フリアーシステムズにとってはDroneBase社を通じて今後さらにサービス提供を組み込むチャンスが生まれます。」
DroneBase社および同社のパイロットは、70カ国以上で10万以上の商用任務を遂行しており、住宅および商業不動産、保険、電気通信、建設、メディアといった複数の業界にサービスを提供しています。フリアーシステムズおよびDroneBase社は、FLIR ITCを介してDroneBase社のパイロット向けの専門的なトレーニングを共同開発して、DroneBase社の認定プロセスを通じて独占的なパイロットネットワークを構築していきます。
DroneBase社のCEO兼創業者のダン・バートン(Dan Burton)氏は次のように述べています。「フリアーシステムズ社の当社への戦略投資によって、あらゆる規模の企業にスケーラブルなサーマルソリューションを提供可能になりました。こうした貴重なデータの取得により、利害関係者は最も重要な資産に関してより優れた意思決定を行えるようになります。私と同様に、DroneBaseのパイロットの多くは、軍で働いていたときにフリアーシステムズの製品を頼りにしていました。今回の統合は、退役軍人がフリアーシステムズと再度共に働く機会を提供し、市民生活においてこうしたトレーニングが活用されます。」
DroneBase社の詳細については、www.dronebase.comをご覧ください。
フリアーシステムズについて
1978年に設立されたフリアーシステムズは、防衛、産業、商業用途のインテリジェントな検知ソリューションに特化した世界トップレベルの産業テクノロジー会社です。フリアーシステムズのビジョンは、「The World’s Sixth Sense(世界の第六感)」となることであり、専門家が十分な情報を得た上で生命や生活を救うための意思決定を行えるテクノロジーを生み出しています。詳細については、www.flir.comをご覧いただき、@flirをフォローしてください。
DroneBase社について
世界最大のドローン事業会社であるDroneBase社は、優れた空撮情報を企業に提供し、世界最大のパイロットネットワークを通じて、最も重要な資産に関してより優れたリアルタイムの意思決定を企業が行えるように支援しています。ロサンゼルスに拠点を置く同社は、住居および商業不動産、保険、電気通信、建設、メディアといった複数の業界の世界中の営利目的のクライアント向けの空撮画像とデータに関して信頼性が高く頼りになるプラットフォームです。DroneBase社は、70カ国以上および米国の50州すべてを飛行して10万以上の商用任務を遂行しています。同社は、Y Combinator社によって誕生し、フリアーシステムズ、Union Square Ventures社、Upfront Ventures社、Hearst Ventures社、Pritzker Group社、Accel Partners社、SV Angel社、DJI社から資金を調達しています。