Teledyne FLIR IISが、モジュール式で小型なUSB3マシンビジョンカメラシリーズを新たに発表
カナダ、リッチモンド – 2024年1月23日 – エリアスキャンUSBコンセプトの業界パイオニアであるTeledyne FLIR IIS(旧Point Grey Research)は、新しいDragonfly® S USB3カメラシリーズをマシンビジョンのポートフォリオに加える事を嬉しく思います。この新シリーズは、Teledyneが、お客様の新たな製品実現のためにビジョン業界標準の設定および強化に、絶えず取り組んできた成果です。これは、大量生産、マルチカメラシステム向けの組み込み可能な小型・軽量カメラに対する市場の本質的なニーズに対応しています。
Dragonfly Sは、さまざまな産業および非産業セグメント向けのイメージングアプリケーション開発の初期段階を加速するモジュール設計を採用しています。「これは、ファクトリーオートメーションおよび組み込みビジョンベースのデバイスメーカーにとって、この種のものとしては初めての実用的なオプションです。」と、Teledyne FLIR IISのゼネラルマネージャーであるSadiq Panjwani氏は話しています。「新しいカメラのモジュールコンセプトにより、エンジニアは競争力のあるビジョン製品のテスト、開発、市場への大規模投入を迅速に行うことが可能になります。」
カメラシリーズは、生体認証キオスクソリューション、検眼鏡検査、3Dスキャン、自動光学検査などの組み込みデバイスやハンドヘルドデバイスアプリケーションに最適です。ボードレベルから、頑丈なアルミニウムケースに収められた完全密閉型モジュールまで、複数の構成が可能です。USBコネクタは、ねじ込み式ロック機構を備えて背面または側面向きで提供されます。これらのモジュールオプションは、最大限の柔軟性と耐久性を提供し、狭いスペースにおけるシームレスな統合を可能にします。ヘルスケアおよび住宅用途では、電磁干渉の軽減が重要であるため、ケース入りモデルはクラスB EMC安全規格に準拠しています。さらに、オンボードの画像バッファにより、キャプチャされたすべての画像フレームが確実にホストCPUに転送されます。
シリーズ第1弾の「Dragonfly S」は、現在予約受付中です。2024年には、VGAから8MPまでの追加モデルのリリースが予定されています。詳細については、当社のWebサイトをご覧ください。
Teledyne FLIR IISについて
Teledyne TechnologiesグループのTeledyne FLIR IIS(Integrated Imaging Solutions)は、生産性と開発を強化する産業グレードの技術の設計、開発、製造、販売を行っています。同社は、マシンビジョン、全天球イメージング、ステレオイメージング技術を通じて革新的なセンシングソリューションを提供しています。Teledyne FLIR IISは、産業、医療、地理空間、および高度なロボット市場における幅広い用途に対応する多様なポートフォリオを提供しています。詳細については、www.teledyneflir.com/mvをご覧ください。
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Yuki Chan