Teledyne FLIR、Research Studioバージョン3.0のリリースを発表
ユーザーキャリブレーション、測定機能、放射率計算機、フローティングカメラコントローラーを新たに搭載した、フレキシブルで使いやすい研究開発解析ソフトウェア
本日、Teledyne FLIRは、電子機器設計、高速テスト、物標シグネチャー、その他多くの高度なアプリケーションの主要なニーズに対応する、新機能満載のFLIR Research Studioソフトウェアバージョン3.0のリリースを発表しました。Research Studioは、プレミアムな熱解析ソフトウェアが持つべきすべての記録・解析機能だけでなく、大切な意思決定をサポートする重要な熱データの特性評価をこれまで以上に簡単に行えるようになりました。
Research Studioでは、カメラデータの閲覧、記録、解析、同僚とのコラボレーションをもっとシンプルに行えるよう、以下の新機能や改良点があります。
- 複数のカメラ、録画、画像からデータを取り出し、カスタム分析を行う
- 関心領域(ROI)に基づいて録画をトリガーする
- カスタムユーザーキャリブレーションとユーザー不均一性補正を作成する
- 放射率を計算する
- FLIR製カメラの優れたポートフォリオのサポート
- フローティングカメラコントローラー
高度な熱解析機能
Research Studio Pro 3.0では、研究者、エンジニア、科学者がカメラのカスタムキャリブレーションを実行し、コンピューター上でカメラのパフォーマンスに関する不均一性の問題を修正できます。これにより、ユーザーのニーズに合わせてカメラを完璧にキャリブレーションでき、より正確で信頼性の高いデータを得ることができます。新しい測定機能では、プログラム内のどこからでも入力データを引き出して数式を作成し、プログラムの他の部分で表示したり活用したりすることもできます。
多言語で複数OSに対応しているシンプルなユーザーインターフェース
Research Studioは21の言語に対応し、MacOS、Windows、Linuxで動作するため、世界中のチームで熱データを閲覧、記録、解析、共有できます。
使い慣れたタッチスクリーンのアイコン、シングルメニューレイヤー、情報量の多いツールチップと組み合わせることで、初心者でも経験豊富なユーザーでもソフトウェアを簡単に操作し、チームメイトと共同作業できます。カメラコントローラーは、ライブ画像ストリームや重要なグラフを隠してしまわないように、コンピューター画面のどの場所にも配置できるようになりました。